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レビュー DOMANI 明日展 2009

投稿;2010/01/11 22:51:30 / カテゴリ:レビュー / タグ: ★★★★・, 新国立美術館

国立新美術館
文化庁は海外へ有望な若手を派遣する海外派遣研修という制度を行っている。
そのうち12名の成果発表として開催されているのがこの企画展だ。

ジャンルは様々で、絵画から写真、立体、空間インスタレーションなど多彩なジャンルが入り交じる。
それぞれの展示領域に足を踏み入れる度に空間の色が違うようで、最後まで飽きなかった。以下印象に残ったものを紹介。

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漫画レビュー 清らかな笑い:「聖☆おにいさん」

投稿;2008/05/28 19:26:29 / カテゴリ:漫画レビュー / タグ: ★★★★・, 漫画, 笑い
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聖☆おにいさん
1 (1) (モーニングKC)
中村 光
講談社 2008-01-23
[ 概要 ]
ノストラダムスの大予言やY2Kなどの世紀末問題を回避し、21世紀を無事に迎えることができた神様二人。一時の休暇を日本のアパートでまったり過ごしている。おかしな話。
評価:

パンチパーマの青年がアパートの一室で横寝している。窓から小鳥や小動物達が集まってくる。ブッダが起き上がって叫ぶ。「涅槃じゃないよぉ!」。

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レビュー 体験から始まる思索:「オープンスペース2008」

投稿;2008/05/20 08:32:00 / カテゴリ:レビュー / タグ: ICC, ★★★★・, アート
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[ 概要 ]科学技術と芸術文化の対話から生まれる新しいコミュニケーションの可能性を提示してきたICC。2008年度はオープンスペースと題して、これまで紹介された作品展開と注目プロジェクト(年間4回紹介)の紹介を行う。なんと年間通して無料!公式サイト
評価:

 百聞は一見にしかずというけれど、百見するより一回体験する方がさらに濃厚であることは間違いない。

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ブックレビュー 読みやめられない『鴨川ホルモー』

投稿;2008/05/16 21:04:25 / カテゴリ:ブックレビュー / タグ: ★★★★・, 万城目学, 小説
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鴨川ホルモー
万城目 学
産業編集センター 2006-04
[ 概要 ]葵祭の帰りに勧誘された謎のサークル、京都大学青竜会。安倍は、怪しいと思いつつ一目ぼれした女の子につられて参加していた。夏の祇園祭「宵山協定解除」の宣言を機に、1000年に渡って受け継がれてきた秘密が明らかにされる。 京都を舞台に大学生達が奔走したり、奇声を上げたり、引きこもったり、恋をする青春娯楽小説。評価

久しぶりに小説を1日で読み切った。平日の夜中2時すぎまで一心不乱に読書するなんて、我ながらどうかしている。ただただ、先を読み進めたいと思わせられてしまった。

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映画レビュー 豊穣なアニメ:映画「秒速5センチメートル」

投稿;2008/02/08 12:49:35 / カテゴリ:映画レビュー / タグ: ★★★★・, アニメ, 新海誠, 映画
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秒速5センチメートル
特別限定生産版 DVD-BOX
水橋研二 近藤好美 尾上綾華
コミックス・
ウェーブ・フィルム 2007-07-19
[ 概要 ]小学校で親友だった貴樹と明里。卒業と同時に離れ離れになってしまい文通が始まる。さらに遠く引っ越すことが決まったのをきっかけに、貴樹は会いにいくことを決心したが...
山崎まさよしの「one more time, one more chance」をバックに、二人のせつない時間が描かれる。珠玉の映像に彩られた3編の連作アニメーション。
評価:

初めて新海誠の映像を観たのはいつだったか。

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ブックレビュー イマドキ女子の中にいる阿修羅:小説「阿修羅ガール」

投稿;2008/01/21 08:43:17 / カテゴリ:ブックレビュー / タグ: ★★★★・, 小説, 舞城王太郎
  
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阿修羅ガール (新潮文庫)
舞城 王太郎
新潮社 2005-04
評価

  

[ 概要 ]
友達が「あいつはセックスマシン」っていうから、なんとなく同級生の男とエッチした。自己嫌悪の嵐で、もう気分最悪。愛する陽治は全然反応ニブイし、町ではグルグル魔人が子供をバラバラにするし、ネットに煽られたガキどもは町でアルマゲドンを始めちゃった。私の恋はどうなんの!?
評価:

なんとなくタイトルにひかれて読んでみた。
まず今時の女子高生の軽妙な口調で描かれているのが面白いと思った。

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映画レビュー 思い出は常に切ない:「ふたりの5つの分かれ路」

投稿;2008/01/11 08:59:23 / カテゴリ:映画レビュー / タグ: ★★★★・, 恋愛もの, 映画

別れから始まり、出会いで終わる恋物語

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ふたりの5つの分かれ路
ヴァレリア・ブルーニ・テデスキ ステファン・フレイス ジェラルディン・ペラス
メディアファクトリー 2006-02-24
評価

by G-Tools , 2008/01/11

■アウトライン
離婚手続きをする夫婦。今まさに二人は人生の別れ道にいる。分かれから出会いまでの間の、5つの分かれ道となるエピソードを逆順にたどって行く。過ぎた時間は戻らない。

久しぶりにフランス映画を見た。というより、普通の人を描く映画を見るのが久しぶり。怪人だとかコアラだとか、スーパーマンとか海賊とか完全に作り物の世界を描く映画ばかりだった。分かりやすい刺激のない繊細な映画は、疲れた脳味噌には響きにくく、無感動におわる。それで普段はどうにも気が進まない。でも、本作をみてこういう映画こそ観るべきなんだよなぁ、と思わされた。淡々とした時間の描写なかで、画面から感情が滲み出るようにジワッと伝わってくる。本人すら不可解な行動をとる人間の性と、言葉で語られることのない感情がこの映画には凝縮されている。

この映画が優れていると思うのは、やはり構成だ。別れから出会いへと時間を逆にたどって行く。次のエピソードを見るたびに、前のエピソードが僕の中で膨らんでいった。切なさ倍増。また、どんどん幸せに戻って行く(逆順なので)二人は決して気づかないけれど、別れに至る影がそこかしこに潜んでいることを、僕らは見つけてしまう。切なさ、さらにドン!

写真アルバムをみるのが辛い時がある。今がどれだけ幸福であったとしても、思い出を振り返るとき、過去の時間を美しく思うとともに、切なさから逃れることはできない。そんなことを思う映画でした。

しょっぱなから結構エロいので、女の子と見る時は要注意。



ブックレビュー だめ大学生の本当にだめな日々:小説「太陽の塔」

投稿;2007/11/20 08:16:04 / カテゴリ:ブックレビュー / タグ: ★★★★・, 小説, 森見登美彦

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太陽の塔 (新潮文庫)
森見 登美彦
新潮社 2006-05
評価

夜は短し歩けよ乙女 四畳半神話大系 新釈 走れメロス 他四篇 きつねのはなし 有頂天家族

by G-Tools , 2007/12/01

<あらすじ>京都大学を休学し、去年半年つきあった女の子を「研究」することが日課になっている男。ストーカー呼ばわりする男との陰湿な争い、イケてない男友達との学生生活。妄想と現実を行き来しながら、たどり着く先は?

「夜は短し歩けよ乙女」が面白かったので、続けて同じ作者の作品を手にとった。いずれも思いを寄せる女性の回りをぐるぐるする話だけれど、「夜は」はライトサイド、本作はダークサイドと言えるかもしれない。ストーカーの如く彼女を研究したり、男を発散する努力だけは毎日欠かさなかったりと、随分不健康である。大学生らしいといえばらしい。ダークサイドといっても笑えるのは、断然コッチ!

 些細な事件はあるけれど、主人公が望むようなことは起らない。周囲にながされるようにすぎる時間。それでもやすまずに一気に読んだ。僕自身が主人公と同じく不遇の大学時代を過ごしたことによるのかもしれない。(ストーカーではなかったよ)ドラマとは縁遠い日々。くだらない妄想で頭を一杯にし、他人の幸せを呪う。結局何も変わらない、変えようとしない日々を過ごす主人公が妙に身近感じられた。社会人になった今も、モラトリアムシンドロームを引きずっているのかもしれない。

だめな日々に挿入される、彼女と太陽の塔のエピソード。主人公が崇拝する太陽の塔を、尊敬し熱中する彼女、の様子を主人公が眺めている。この物語りで唯一幸せなシaーンだと思う。会話もないし、二人が向かい合ってもいないけど、春の日の穏やかなひだまりのように暖かい。(ネタばれかと思われるかもしれないので、みえなくしてます)

正直、つかみどころのない小説だった。雰囲気は味わえたけれど特に最後の見開き1ページ。この文章がいったい何を意味するのか良く分からない。何か大切なことを読み落としている気がする。再読が必要だろう。読みたいな。